デスクワーク、家事などで「肩こり」を感じる方は多いと思います。

中には特に何もしていないのに、肩が凝るんですとおっやる方もいます。

肩こりがひどくなると、「頭痛」「吐き気」でつらい思いをする方も多いですね。

厚生労働省のデータでも、体の不調ランキングで男性の2位、女性の1位が「肩こり」となっています。

女性は特に肩こり率が高く、下のグラフを見ると、頭痛も5位に入るなど、肩こり、頭痛を訴える方が多いということがわかります。

 

では、なぜ肩こりから頭痛や吐き気を引き起こすのか?

どのようにすれば頭痛や吐き気を起こす「肩こり」を改善できるのか?あるいは予防できるのか?

といったところを歪み直し一筋13年の私、吉田が今までの肩こり患者さんを通じて対処法や予防法をお伝えしていきたいと思います。

それでは、いっきましょう!

肩こりからくる「頭痛」や「吐き気」の原因とは

首のゆがみ

頭痛の場合

首を頚椎と言いますが、頚椎には7個の骨が組み合わさっていて、その骨と骨がズレたり、変形することで頭痛の原因になることがあります。

実際に、脳神経外科の学会で、「頚椎の歪みが頭痛を引き起こす」と報告されています。

それだけ、頭痛で検査を受けても脳には何ら異常がなく、頚椎(首)に問題があることが多いということですよね。

※ただ、頭痛がひどい場合は一度脳神経外科で検査を受けることをお勧めします。

頚椎(首)のゆがみが頭痛を起こすメカニズムは・・・・

頚椎の歪み⇒首の両側を通っている動脈(椎骨動脈)が圧迫を受ける⇒脳への血流が不足する⇒頭痛

首が左右均等に向けない・・・・、痛みがある・・・・

といった方は頚椎に歪みが出ている場合が多いです。

吐き気の場合

吐き気は脳の延髄にある嘔吐中枢が刺激を受けると、迷走神経を伝わって嘔気を感じます。

脳の延髄と関係があるのが、頚椎(首)の上部、1~3番なんです。

なので、頚椎の上部が歪んでしまうと、延髄にある嘔吐中枢が刺激され吐き気が起こってしまうのです。

首や顔がどちらかに傾いている人は頚椎上部が歪んでいる可能性が高いですよ。

姿勢の悪さ

最近、本来の首のカーブがなくなり、ゆがんでしまう「ストレートネック」になっている人が増えています。

デスクワークや家事で姿勢が悪くなり、猫背になってしまっている方も多いですよね。

姿勢が悪くなると、頚椎のゆがみなどから肩こりや首こりが起こり、その結果頭痛や吐き気の原因になります。

デスクワークで、アゴが前に突き出てしまう・・・

スマホを長時間下を向いてやっている・・・

という人は注意が必要です。

首から肩にかけての筋肉の緊張、血流が悪い

デスクワークで長時間同じ姿勢で座っていたりすると、首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなり、肩こりが起こってしまいます。その結果、ひどくなると頭痛や吐き気が起こる。

またパソコンなどによる目の疲れなどから肩こりの原因になることも多いです。

特に女性に多いのは、肩周りの筋肉を動かさず、運動不足になっている人。

首や肩周りの筋肉を普段から動かし、血行を促進させてあげることが、肩こり予防にも繋がるんですね。

ストレスや自律神経失調症

私たちは仕事や日常生活でストレスを感じることがありますね。

ストレスが溜まってくると、自律神経である「交感神経」が刺激され、副交感神経の働きが弱まり、交感神経が優位な状態になり、自律神経のバランスが悪くなってしまいます。

その結果、肩こりや頭痛、吐き気といった症状が出てしまう、いわゆる「自律神経失調症」です。

なので、自律神経のバランスを整え、副交感神経もしっかり働くように体を戻すことが「肩こり」からくる頭痛や吐き気の予防になるんですね。

内蔵疾患

肩こりはほとんどの場合、骨のゆがみや筋肉の過緊張から起こることが多いのですが、内蔵疾患が原因していることもあるので注意が必要です。

例えば・・・

肝臓に疾患があると、右の肩の違和感やコリを感じる

肺に疾患があると、左肩に違和感やコリを感じる

といったケースがあります。

出典:https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1928

これは、関連痛といい、内臓の不調が体表である皮膚や筋肉に反射として痛みが現れるのです。

なので、どんな治療や施術を受けても一向に肩こりが改善しない・・・

といった場合は内科での検診をオススメします。

脳の病気

脳に血腫などが溜まっている(硬膜下血腫)

硬膜下血腫は脳の血管の中にできた瘤などが破れることで、血液がくも膜周辺に広がる病気です。症状は頭痛や吐き気を伴い、肩もこるケースも多いのです。放って置くと大変危険な病気です。

このように肩こりと別の病気から「頭痛」や「吐き気」を引き起こすこともあるので、頻繁に頭痛や吐き気を伴うようなら、一度脳神経外科で検査を受けることをオススメします。

肩こりからくる「頭痛」や「吐き気」の対処法

首や頭を冷やす

肩こりで、温めた方がいい場合と冷した方がいい場合があります。

ズキズキ頭が痛い時や吐き気がある時、これは冷やした方が良いのです。ズキズキ脈を打つように頭が痛い時は冷やすことで血管を収縮させル必要があります。

逆に温めてしまうと、血流がよくなり血管が拡張して頭痛がひどくなるからです。だからズキズキ痛む偏頭痛の場合は温めないよう注意しましょう!!

アイスノンや保冷剤などを使って「首の上部」や偏頭痛の場合は「こめかみ」などを冷やすといいでしょう。

ただ、緊張性頭痛の場合は、温めた方が効果的です。冷やして効果がない頭痛は温めてみて下さいね。

首や肩を動かし、首や肩周辺の筋肉の血流を良くする

ズキズキ脈打つ偏頭痛は血流を良くするのは逆効果ですが、筋肉の緊張からくる頭痛は筋肉を動かし血行を促進させてあげると肩こりが和らぎ、頭痛や吐き気も軽減される効果があります。

特に肩甲骨を動かすことで、僧帽筋、広背筋、菱形筋、肩甲挙筋といった首と肩につながる筋肉の血流を改善できます。

姿勢を正す

デスクワークや家での座っている姿勢、悪くなってないですか?

足を組んでしまう

猫背になってしまう

アゴが前に突き出す

こういった姿勢になると、首や肩の筋肉がこりやすくなります。

なので、椅子に座る時はなるべく骨盤を立ててアゴ引いた姿勢になるよう心がけましょう!

肩こりからくる「頭痛」や「吐き気」の本当の原因と対処法

本当の原因とは・・・

頭痛が出たり、吐き気を催すと本当につらいですよね。

でも根本原因は「肩こり」であって、肩こりを根本から改善することが大事なのです。

肩が凝る原因は、ストレスや運動不足、長時間同じ姿勢など色々言われますが、やはり・・・・

体が歪んでしまっているからなんです!

よく右の肩だけ凝る、右の肩甲骨周りが痛くなる・・・

といった方がいらっしゃいます。

片側だけ凝る、痛いというのはまさしく偏って体を使っているからで、「体のゆがみ」からきているんです。

 

では、その対処法というと・・・

肩がこったら、いつもどうしますか?

マッサージでほぐしてもらう?

ストレッチ?

血行を良くする?

でもこれってその場しのぎで、結局また戻って肩がコリますよね?!何も根本的な解決にならないんですね。

ではどうすればいいか??

肩こりを改善し、肩が凝らない身体にしていくことなんです!

肩が凝らない体=歪みの少ないバランスの取れた体

歪みがとれ、左右対称性な体になってくると、寝たら回復できる体に変わってくるのです。

当院でも頭痛や吐き気を伴うつらい肩こり症の方を今まで何人もみてきましたが、「体の歪み」が改善されるとともにだんだんと肩こりが気にならないぐらいにまで変わっていきます。

なので、この記事を読んでいただいているあなたには「体の歪みを直す」ことを強くオススメします!

歪みを直し、肩こりからくる「頭痛」や「吐き気」を改善された方を紹介します

⇐クリックで拡大できます

施術前の体のゆがみ

施術前の正座でのゆがみ

正座したところ、左右の膝の位置が前後でズレているのがわかります。

これは骨盤がねじれているからなんです。

骨盤がこのように歪むと、その上についている柱である「背骨」も歪みます。

その結果、「首の痛み」や「肩こり」の原因になってしまうんですね。

うつ伏せで左右の足の曲がり具合をみていくと・・・・

軽く脱力した状態で、両足を曲げていくと、右足はよく曲がっていますが、左足が曲がりにくいことがわかります。

これは体を支えている両足に均等に体重がかかっていないということなんです。つまり、重心が真ん中にきていない。重心が傾いてしまっているんですね。

長年「肩こり」患者さんをみていると、足のゆがみを揃え、重心を真ん中に戻してあげることで改善していくことが多いんです。

バンザイした状態で左右の手の伸び具合をみていくと・・・

手の伸び具合、上がり具合に左右差が出ていますよね。そう、左手の伸びが悪いのです。

このように、肩こりがひどく頭痛や吐き気に悩んでいる方は、必ず手の左右差があります。

これは、肩こりに大きく関係する「僧帽筋」と言われる肩の筋肉、肩甲骨を引き上げる「肩甲挙筋」といわれる筋肉が左右均等に引っ張っていない状態で、筋肉のバランスが崩れ、肩こりの原因になってしまうのです。

なので、左右の手足が同じように伸びることで筋肉のバランスが正常に保たれ・・・

「肩がコリにくい体」に変えていく鍵となるんです!

施術後の体の形の変化

施術後の正座でのゆがみ

施術前は、左膝が前にきて左右の膝の位置がズレていたのですが、キレイに揃いましたね。

これで骨盤のねじれがとれたことがわかります。骨盤が揃うと「肩こり」が出にくい体にもなっていきます。

施術後、うつ伏せで左右の足の曲がり具合をみていくと・・・・

施術前は左足が曲がりにくかったんですが、左足がよく曲がり、左右対称性に足が曲げ伸ばしできるようになりました。

これで「足のゆがみ」がとれ、重心が真ん中に戻ってきます。

施術後、バンザイした状態で左右の手の伸び具合をみていくと・・・

施術前は左手が伸びにくかったのが、よく伸びて左右均等に手が挙がってきました。

このように「手の歪み」がとれることで、僧帽筋や肩甲挙筋といった肩こりと関係する筋肉のバランスが良くなり、肩がコリにくい体になっていくんです。

実際、この方は5回の施術で左右の手足の差が少なくなり、かなり体の歪みがとれてきて、吐き気がでるぐらいの肩こりだったんですが、肩が楽になりコリを感じなくなりました。

「肩こり」の、そもそもの原因は?!

脳や内臓に異常がないことを前提にすれば、頭痛や吐き気の原因は「肩こり」なんですね。

では、肩こりの原因は・・・

「体全体の歪み」です。

では、「体のゆがみ」の原因は・・・

左右の手足を偏って使うことから起こる、「左右の手足のズレ、ゆがみ」なんです。

片方の足ばかり組む

片側の肩や手ばかりでカバンを持つ

といった偏った体の使い方。

左右の手と足を偏って使うことで、「左右の手足のズレ」が生じます。

これが骨盤や背骨、肩甲骨といった骨格を歪ませ、がんこな「肩こり症」となっていくのです。

だから、肩が凝ったからと行って・・・・

マッサージでほぐしてもらう

頭痛になったら鎮痛剤を飲む

といったその場しのぎではなく、根本から「肩がこらない体」に変えていくことが大切なのです。

当院では、頑固な肩こり症、肩こりで頭痛や吐き気を引き起こす方が今までにもたくさん来られていますが、左右の手足が揃ってくるとほとんどの方が肩こりが気にならなくなり、頭痛や吐き気がなくなっていきます。

肩こりからくる頭痛や吐き気で悩んでいる方は一度「体のゆがみ」を直してみましょう!!

 

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しんそう箕面桜井院長 吉田幸治

しんそう箕面桜井院長 吉田幸治

体の痛みや不調は姿勢や歪みから起こるとの考えから根本療法である「しんそう療方」を行なっている整体師。自らが椎間板ヘルニアで首と腰の激痛を経験するもこのしんそう療方に助けられ、見事回復。 現在しんそう療方の整体院を開業し13年。自分と同じように痛みで悩んでいる方、今の治療法で効果を感じない方へ有益な情報をお届けしていきます。