膝の裏側にでる痛みについて

膝の真ん中が痛いという人もいるのですが、

膝裏の痛みは両端に出ることが割りと多いのです。

その痛みは左右どちらかに痛みが出るケースが多いです。

hizaura

出典:http://healthil.jp/15933

 

膝裏に痛みがでる原因として、様々なケースがあります。

その原因を2つに分けてみていきたいと思います。

①膝関節の損傷や変形で起こる膝裏の痛み

反張膝

膝関節は本来横から見て、股関節とくるぶし(足首)を結んだライン上にあるのですが、繰り返し行われる膝の伸展(伸ばすこと)が原因で膝が反りすぎてしまった状態を反張膝といいます。

バレエや水泳を長年やっている人に多く見られます。

膝が反りすぎて膝裏が必要以上に伸ばされるので、膝裏が痛くなることがあります。

これは、膝を曲げる筋肉と伸ばす筋肉のバランスが悪くなり、大腿四頭筋といわれる膝を伸ばす筋肉が緊張して、ハムストリングスという膝を曲げる筋肉が緩んでいることが考えられます。

後十字靭帯損傷

膝関節を支える靭帯の中で、後ろにある後十字靭帯がスポーツや交通事故などで、膝を打ち、下腿(膝から下部分)が後ろ方向へ引っ張られることで損傷を起こしてしまっている状態です。

この後十字靭帯が損傷されると、膝の曲げ伸ばしや正座などで膝の裏が痛くなってしまうという症状が出てしまいます。

転けて膝を打ったり、心当たりがある方は、整形外科でちゃんと受診することをオススメします。

半月板損傷

膝の内側と外側に膝関節のクッションの役割をする半月板という軟骨が有ります。

加齢や使いすぎにより半月板が傷つくことがあり、損傷してしまうと正座などの膝を曲げたりする動作が痛くなり、人によっては膝の裏に痛みを感じることもあります。

変形性膝関節症

60代以降に多く見られる膝の疾患。

膝関節にある軟骨が摩耗し始め、骨と骨の間が狭まり、擦れ合うことで炎症が生じ、膝に痛みが出るという症状。

変形性膝関節症はたいてい、膝の前側に痛みが出るのですが、裏に痛みを感じる方もいらっしゃいます。

この変形性膝関節症も膝を曲げ伸ばしする筋肉のバランスを整えていくことで膝がより動かしやすくなっていくのです。

その他の膝裏が痛くなる疾患(ベーカー嚢腫など)

膝の後ろにある滑液包と言われる袋で炎症が起こり、その袋に過剰に水が貯まることによりゼリー状の腫瘤ができることをベーカー嚢腫といいます。

ゴルフボールぐらいの塊が膝裏の内側にできるのですぐ確認できます。

50歳以降の女性に多く、症状としては膝裏のつっぱり感や下腿の鈍痛などがあります。

②膝関節のねじれやゆがみによる筋肉の炎症

レントゲンを撮ったが上記のような膝の関節や靭帯、半月板に異常がない。。。腫れもない。。。

でも、しゃがんだり、正座で膝裏が痛い・・・

そういった方がほとんどだと思います。

こういった場合・・・・

膝を曲げ伸ばしする筋肉のバランスが悪く、左右のふともももの筋肉(ハムストリングスや大腿四頭筋)の引っ張る違いがあり、膝関節にねじれやゆがみがあることが多いです。

また、

膝関節だけではなく、股関節や足首といった足の3大関節のバランスを整え、重心がしっかり真ん中に安定し、左右の足に均等に体重をかけれる状態に戻してあげる必要があります。

そうすれば、膝の曲げ伸ばしがスムーズになり、しゃがんだり、正座で膝の痛みがだんだん感じなくなるのです。

膝裏が痛くなると、どういう症状が出るかというと・・・

しゃがもうとすると痛い

座ってる姿勢から立ち上がるのが痛い

階段の昇り降りに痛みを感じる

和式便所で座れない

正座が痛くてできない

歩き始めが痛く、歩きにくい

整形外科でレントゲンを撮っても骨に問題なし

大抵の場合、レントゲンを撮っても「骨に異常ありません」といった

答えが返ってきて、膝裏の筋肉の炎症という診断で貼薬(シップ)を出されて、

様子を見るケースがほとんどです。

シップを貼って、軽症であれば自然治癒していきますが、

長引くことの方が多いのです。

実際に膝裏の痛みで来院された方のケースを見ていきましょう!

症状は、

「正座ができない」、

「階段を降りるときに痛みがある」

「和式便所ができない」、

「物を拾うのも辛い」

といった状態でした。

 

正座した施術前の状態

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正座をすると、右の膝裏が痛くて辛そうな状態でした。

膝の曲がる角度はこれが精一杯でした。

両足の曲がり具合の検査(殿屈検査)

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うつ伏せで軽く両足を曲げていくと・・・

痛い側の足である、右足の曲がりが悪く、左と比べても相当差が出ている状態です。

この検査では、

膝を曲げる筋肉の左右の違い、膝を伸ばす筋肉の左右の違い

を診ていて、左足と右足のそれらの違いが明らかに出ていますよね。

膝を伸ばす筋肉

太もも前面の「大腿四頭筋」という筋肉

大腿四頭筋

膝を曲げる筋肉

太もも後面の「ハムストリングス」という筋肉

hamstring-13

右膝の曲がりが悪いということは、右の前面の筋肉が強く働いて

縮んでいる。あるいは緊張し過ぎている。

なので、曲がらない足の前面の筋肉を緊張をとって緩めてあげれば、

曲がるようになるのです。

 

バンザイをした上半身の歪みをみる検査

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膝の痛みがある方は、体の全体的な歪みやねじれがかなり出ているので、

上半身の歪みを見つけて、手を動かす筋肉を揃えることで

からだ全体のバランスが整えられ重心が体の中心に働き、

左右の足に均等に体重がかかるようになっていくのです。

施術後の両足を曲げる検査で・・・

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施術前と違い、それまで曲がらなかった右足が深く曲がり、

左足の曲がり具合とぴったり均等に揃ってきました。

施術前は右の前面の筋肉(大腿四頭筋)が強く働いて縮んでいたのですが、

施術を行ない、その筋肉が緩み左右の筋肉の伸び縮みが揃ったということなんです。

施術後のバンザイをした上半身の歪みをみる検査

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施術前は左手が伸びなかったのが、

右と同じ位置まで上がり、左右均等に手の上がりが揃ってきました。

施術後・・・正座した状態

014

膝を深く曲げれるようになり、かかとがお尻につくように

なりました。

ほぼ正座もできるようになってきました。

この方の場合、7~8回くらいの施術でずいぶん痛みが楽になり、

和式便所にも座ってできるようになりました。

 

この方の感想はこちら

2015_11_30

主訴 右膝の痛み  川内さん 年齢51歳 川西市在住
しんそう箕面桜井 吉田幸治しんそう箕面桜井 吉田幸治

今までどのような治療をされましたか? 期間はどのくらいかけましたか?

川内さん川内さん

整形外科でシップと電気治療を受けました。

しんそう箕面桜井 吉田幸治しんそう箕面桜井 吉田幸治

それらの治療をされた結果はどうでしたか?

川内さん川内さん

シップにはかぶれてしまい、痛みもとれない・・・・。

しんそう箕面桜井 吉田幸治しんそう箕面桜井 吉田幸治

今回当院で施術を受けられていかがでしたか?

川内さん川内さん

痛みがほとんどなくなり、正座ができ、しゃがみこみやすくなった。

しんそう箕面桜井 吉田幸治しんそう箕面桜井 吉田幸治

同じような症状で悩んでいる方に一度アドバイスをお願いします。

川内さん川内さん

ぜひ、とにかく一度体験してみて下さい。今までの治療はなんだったんかという気持ちになります。

【膝の裏が痛い・・・・まとめ】

レントゲンでは骨に異常がないといった膝裏の痛み・・・

筋肉が原因です。

膝を曲げたり、伸ばしたりする筋肉の伸び縮みの左右差

が膝裏の痛みを引き起こしているのです。

なので、

右足の太ももの筋肉と左足の太ももの筋肉の伸び縮みを揃えてあげる

必要があるんですね。

施術は全くの無痛なので、痛い施術が嫌な方にはぴったりです。

ただでさえ膝が痛いのに、施術で痛い思いをするのは辛いですからね。

膝の裏の痛みでお悩みの方へ

整形外科で骨には異常がないと言われた・・・

今の治療に疑問を感じ、治る気配が無い・・・

根本から治したい・・・

健康だった頃の体に戻り、仕事や旅行、スポーツ、趣味を楽しみたい・・・

そういった方は是非「しんそう箕面桜井」へ来院下さい。

きっと、改善されるはずです。

私と一緒にしっかり直していきましょう!

悩んでいるなら、まず行動ですよ!!

【40代マラソンランナー】 膝裏の痛みで正座できない・・・

その他の【膝の痛み】が改善された方の声

股関節の痛み、膝痛 箕面市 豊中市(来院者さまの声、口コミ)